新浪氏の会見に「サプリ購入プロセスなど疑問が残る」専門家の見解
【新浪剛史氏(66)の経歴】
1981年 三菱商事入社
2002年 43歳でローソン社長に
2014年 サントリーホールディングス社長就任(創業家以外では初)
2023年 経済同友会代表幹事就任
今年3月 サントリーホールディングス会長就任
9月1日 サプリ購入めぐる捜査を受けサントリーホールディングス会長を辞任
9月3日、新浪氏の会見で、▽アメリカ出張でCBDサプリメント(大麻草由来・適法)を購入▽目的は時差ぼけ対策▽日本で買うよりもアメリカの方が安い、と説明。その上で、▽日本国内で所持も使用もしていない▽私は法を犯しておらず潔白である、と主張しています。
この会見について企業リスクに詳しい桜美林大学・西山守准教授は、「サントリー会見の翌日に説明したのは、迅速で評価できる」といい、「批判が避けられない会見で、ネガティブ評価を抑え賛否両論にとどめた点は一定の成果」とプラスの評価。一方で、「ロジカルで説得性のある説明だったが、サプリ購入プロセスなど疑問が残る」とも指摘しています。
西山守准教授は、サントリーはサプリも開発しているため、知識がある人がなぜこういったことになってしまったのか、日本の配送の仕方などには疑問が残るということです。