ミニストップが考える3つの再発防止策

井上キャスター:
ミニストップとして、どのような再発防止策を打っているのでしょうか。

【ミニストップ 再発防止策】
▼厨房にカメラ設置

→調理などを“見える化”

▼内部通報体制を強化
→従業員らが気軽に相談可能に

▼新型ラベル発行機の導入
→製造計画に合わせた時間でのみ発行
など

渡辺さんが考える再発防止策や、ある程度有効になる策はどのようなものがありますか。

消費経済アナリスト 渡辺広明さん:
「仕組み」と「マニュアル」を作るのが最低限です。あとは、アルバイト含め店長・オーナーで「こういうことをしてはいけない」という意識をしっかり持つことが大事です。

また、例えば、セルフレジを使うことにより作業する時間を作る。そうすると、作り置きをしなくてもいつの時間でも作ることができます。人手不足なので、これからはセルフレジの活用が一番大事になってくると思います。

もう一つ、「賞味期限」という美味しく食べれる期間と、「消費期限」という安全に食べる期間があるので、「賞味期限」が切れたら安く売る、「消費期限」は食品ロスを考え、少し緩やかにしていく。このような方法があれば、今回のような問題が起こらなかったのではないかと思います。

出水キャスター:
セルフレジの導入コストはオーナーではなく本部が負担するのでしょうか?

消費経済アナリスト 渡辺広明さん:
機器などは、オーナーではなく本部機関が負担します。

井上キャスター:
「消費期限」に関しては、コンビニ業界だけではなく、日本全体としてもう少し考えたほうがいいですか?

消費経済アナリスト 渡辺広明さん:
もう少し緩和したほうがいいんじゃないかなと思います。

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<プロフィール>
渡辺広明さん
消費経済アナリスト
大手コンビニ店長やバイヤーなど22年勤務

木下ゆーきさん
タレント・子育てインフルエンサー
3児の父
子育てモノマネ動画が人気
絵本「はぶらしロケット」出版