■ほうききびは3メートルの高さに成長!

今年は雨が少なかったことから6月に植えたほうききびは生育が1週間ほど遅れたということですが、無事に例年通りの3メートルほどの高さに成長しました。

刈り取ったほうききびは不要な葉っぱを取りのぞき、ほうきとして使う先端から90センチの長さに切り取られ束にまとめられます。

生徒たちは暑さの中伝統工芸品づくりに気持ちを込めていました。

生徒「昔から手作業をしているのは大変なことだと思うが、そういうのが伝統として続けてきてすごいと思う。こんな短期間でこんなに大きくなるのはすごいびっくりした。頑丈で壊れないと聞いていたのでずっと使えるほうきを作りたい」

生徒「同じ長さに揃えるというのが難しい。とにかく折らないように運ぶようにした。地元の人間として、地元の文化に触れられるというのはすごくいいことだと思うので、ちゃんと使えるようなほうきを作れるように頑張りたい」

収穫されたほうききびはこれから脱穀・乾燥を行ない、12月にいよいよほうきづくりが始まるということです。