みなさん削蹄師(さくていし)をご存じでしょうか。牛のヒヅメを整えることで健康も守る仕事です。きょう、その削蹄師の腕を競う大会が新庄市で開かれました。
牛の健康の秘訣は、足から!ヒヅメを手入れする、そのスゴ技をご覧ください。

きょう新庄市で東北地区牛削蹄競技大会が開かれ、東北6県から18人が参加しました。

競技の内容は、牛の歩き方で特性を見極める削蹄判断とヒヅメを切る実技試験です。


実は牛にとってヒヅメは大切な存在です。血液を送るポンプ代わりになり、「第2の心臓」とも呼ばれています。
削蹄師は、ツメの形や凹凸、左右の幅の違いで日々変わる牛の体調を判断します。さらに、歩く速度や足の着き方を見て、病気の有無や健康状態を確認します。

県牛削蹄師会 栗田利一 会長「牛の健康状態を保つ。動物本来の姿で牛を飼ったり、状態を整えたりしてあげるということが推奨されている。そういう観点からも削蹄は今、見直されている」















