■削蹄師のスゴ技!

佐藤友美アナウンサー「今、牛のツメを整えています。なた、はさみ、かま、やすりなどさまざま道具を使って牛の体調を見ながらストレスがないように牛のツメを整えているんです」

牛のヒヅメは外側は硬く、内側は柔らかい構造になっています。削蹄師は、地面からの衝撃を上手く吸収できるようにクッション性のあるヒヅメを素早く作ります。

そして特に大事なのが、やすりがけ。見栄えの良さだけではなく、ツメの角に丸みをつけることで割れにくくしていきます。

これにより、搾乳時にけがをしにくくなるということです。

東北大会で7度の優勝 遠田明広さん「牛にあった切り方をしていきたいと思っている。内蹄、外蹄の大きさが違っていたら小さいほうを大きい方に合わせて、大きい方を小さい方に合わせる。それぞれ違う」

東北大会は実力者が集う場だということで、県内外から多くの人が訪れ、削蹄の技術を見守っていました。