なぜ「食べ方」展示を?
シードーナツ 山中大葵さん「『お皿に乗ったイセエビ』の水槽は、入社前から既にありました。それをSNSでアイコンにしている人を見て『これは受けがいいのでは?』思って、そっちに振り切った方が面白いかなと。面白いものを見たら、うまく落とし込めないか、自分のモノにできないかを考えます」

解説版の調理方法や感想は、山中さんが実際に作ったり食べたりした経験をもとに作成したもの。魚のイラストの多くも自身で描きました。
その原動力は、やはり「食べることが好きだから」。
一番好きな魚はフグ。珍しくておいしかったのは、ハコフグの味噌焼き。おいしくなかったのは、イラの刺身。「おいしくなくても、ひとつの経験」として楽しむ姿勢と探求心が、解説版ひとつひとつに反映されています。

山中さん「魚を見たら、『食べられるのか』『おいしいか、おいしくないか』を考えます。私の展示はこれがマストです!」