これらの資金源となったのが能登の復興支援や経済再生を目指す「のとBeyond復興ファンド」です。NOTO Naoraiはその第一号に採択されました。

QRインベストメント 投資事業部 阿慈知和幸部長「ご苦労されている地元の方と新しい技術を持った方、その方がやっぱり復興に向けて新しいチャレンジをしていく、まさに『創造的復興』という意味では非常に良いモデルだという風に私共も感じましたので、これはもう是非私共でご支援をさせていただきたいということで投資をさせていただいたという次第です」

8月21日、関係者を招いての「浄酎 White」のお披露目会が金沢で開かれました。

NOTO Naorai 三宅紘一郎社長「私たちのビジネスをまとめますと、パートナーとなるのは能登中の日本酒、もしくは石川の日本酒酒蔵さん。そこを一軒一軒ノックをしていきまして、この度、中能登町に造りました浄溜所に仕入れていきます。そこから浄酎と発酵調味料を作ってそれを売っていくと。こういうモデルでございます。このモデルによって、日本酒だったものがですね、蒸留酒マーケットとかバイオマーケットに変化していくということが言える」

中能登町で使われる乾杯代わりのかけ声「弥栄!」という音頭と共に参加者たちが「浄酎 White」を試飲します。アルコール度数40度の浄酎をロックで飲んだ参加者からは「うわ~、くるなぁ」という呟きが。
参加者「なんか何でも合いそうな感じですね。魚もお肉も。」「能登は地震とかありましたので、復旧・復興に向けてこれが一つの象徴みたいな形になっていくと非常に良いのかなぁという風に感じてます」

NOTO Naorai たけおまりこさん(お披露目会を企画・運営)「皆さんが喜んで浄酎を飲んでいただける姿であったりとか、私たちの思いが伝わったのではないかなというのと、あとは皆さんと一体になってこれからどんどんこのNOTO Naoraiという会社が大きくなっていくんじゃないかなっていうのを感じられる時間になりました。」