80年前のB29墜落事故とは 米兵34人が犠牲に
墜落したのは1945年3月10日の夜。
約10万人が犠牲になった東京大空襲と同じ日でした。
不忘山のふもと、宮城県七ヶ宿町横川地区の高橋昌行さんは、墜落現場を目撃していました。
高橋昌行さん
「死体が散乱していた。操縦士がベルトで固定されたまま椅子と一緒にB29の残骸とともに飛んできていた」

乗っていたのはアメリカ兵34人で、19歳から27歳までの若者たちは全員亡くなったのです。

彼らがどこを目指していたのか、なぜ墜落したのか、今も謎に包まれています。

不忘の碑は亡くなったアメリカ兵を弔うために事故から16年後の1961年9月に完成しました。
携わったのは白石市などの地元有志です。


















