仙台市内で飛鳥・奈良時代の役所の門の柱跡が新たに発掘され、きょう見学会が開かれました。

柱跡が発掘されたのは、仙台市太白区の郡山遺跡です。

郡山遺跡は飛鳥・奈良時代の役所の跡で、今回の発掘調査で役所の南門の柱跡5基が見つかりました。

中には、一部が腐らずに当時のまま残っている柱もあり、直径は50cmに及びます。

1985年度の調査でも柱跡は見つかっていましたが、その近くで新たに見つかったことで、門は当時の想定よりも大きく、役所が陸奥国(むつのくに)で重要な役割を果たしていたことがうかがえるということです。

見学した人:
「自分の住んでる地域にこういう素晴らしいものがあったというので、本当にすごく感激している」

訪れた人は、解説員の話に熱心に耳を傾けていました。