人が気づけない事故を技術で減らせる可能性

導入を決定したホテルグループ、かりゆしの親泊昌代社長は、システムの稼働を見学し、確かな手ごたえを感じています。

▼かりゆし・親泊昌代社長
「もちろん人の手にゆだねられる救命・見守りですけど、光が知らせてくれたりとか、人の目ではもしかしたらお客様がふざけていらっしゃるように目に映ることもあるかもしれなくても、AIがそこに危険が潜んでいると教えてくれるのを見せてもらって、導入を決めてよかったと思いました」

このシステムは現在、屋内プールへの設置にとどまり、海での導入はまだ検討段階。システムを開発した企業と代理店は、今後海での実用化も目指しています。

▼「FortuneAI」アンドリュー・チェンCEO
「屋内での実験は機器を設置しやすく、環境をコントロールできます。徐々に安定した環境だけでなく川や海といった場所に目を向けていくことが次のステップです」