80年を経て医師の孫が被爆地・長崎に贈ったもの
祖父の思いを形にしようとジェームズ・ノーラン・ジュニア教授は動きました。

今年5月、長崎にそれは届きました。真新しい教会の鐘です。
東洋一の大聖堂から被爆地ナガサキの象徴となった浦上天主堂。

ここには鐘が2つありました。1つは原爆で大破。
ジェームズ・ノーラン・ジュニア教授は、これを復元し、寄贈したのです。

8月9日、長崎に響き渡った鐘の音。
その場にいたジェームズ・ノーラン・ジュニア教授は、この鐘が希望と平和、そして連帯へとつながることを願っていますと話しました。
また、バーバラさんは戦争で引き裂かれた日系人との絆を取り戻そうと、ホームステイを受け入れるなど、日本人との交流を大切にしています。
今の世界を見て、思うこととは…
バーバラさん
「人々は分かり合えず、世界中で戦争が起きています。とても悲しいです。人間は向き合って、話し合い、理解しようとしないといけない」

(2025年8月14日放送 戦後80年特別番組『なぜ君は戦争に? 綾瀬はるか×news23』)