五輪ハードラー・岸本鷹幸 選手 故郷でのラストラン

岸本鷹幸 選手
Q.今日はどんな走りを?
「せっかく皆さんこうして、自分の時間を使って来ていただいているので、それに恥じないというか、応える走りができたら」
青森開催での大会に出場するのは、大湊高校を卒業後に進んだ法政大在学以来で、引退を表明してから初めてのレースです。

小学4年で競技を始めてから何度も走った400mのトラック。
そのスタートラインに立ちました。



号砲を合図に勢いよくスタートをきると、いつものように最初のハードルを越えました。これを繰り返して26年の競技生活を走り続けてきました。

岸本鷹幸 選手(当時21歳)
「(五輪は)全く考えてなくて、あわよくば日本選手権で優勝したらいいなくらいに思っていた。まさかこんなに早くかなってしまって。もっと上を目指すことになるとは…」
