実際に新幹線が走る静岡県内の盛り土に潜入
実は、東海道新幹線の44%で低い土地や傾斜のある土地に土を盛り、平らにして線路を走らせています。その盛り土の大雨に対する実力値を測ることが、安全な運行はもちろん、”運転見合わせ”を減らすカギになる可能性があるのです。

(桜沢気象予報士 7月25日)
「静岡県富士市です。実際に今、東海道新幹線が走っている、その盛り土部分にお邪魔させていただきました。よろしくお願いします」
静岡県富士市。JR東海は実験場所を実際の営業区間に移していました。

(JR東海 新幹線鉄道事業本部 宮下優也さん)
「こちらが東海道新幹線の実際に走っている線路の盛り土で、モニタリングを実施している箇所」
JR東海は新幹線の営業区間59か所に雨量計を設置し、ことし6月から基準値の見直しを始めました。