前線と低気圧の影響で、北日本から西日本にかけて12日（火）まで大雨が続く見込みです。特に九州北部地方では11日（月）朝にかけて線状降水帯が発生するおそれがあります。福岡県では既に線状降水帯による記録的な大雨が観測され、引き続き土砂災害や河川の増水、低地の浸水に厳重な警戒が必要です。

前線と低気圧が西日本に大雨をもたらす

黄海から対馬海峡を通って東日本太平洋側にのびる前線と、黄海にある前線上の低気圧が東に進んでいます。西日本や東日本では、前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むことで、大気の状態が非常に不安定となっています。

今後、前線上の低気圧が西日本に接近し、東日本の前線は次第に東北地方へ北上します。12日にかけて広く北日本から西日本では大気の状態が非常に不安定な状態が続く見込みです。