“野球の神様”とどこよりも長い夏を… 
試練を乗り越えてつかんだ「甲子園切符」

こだわったのは「1球への執着」と「諦めない覚悟」でした。
毎日の練習でも、1つ1つのプレーの意義を考えて取り組み、普及活動など練習を離れても野球と向き合いました。そして迎えた2025年の夏…。

原田監督は、決勝が行われる「はるか夢球場」で、選手たちに伝えました。

弘前学院聖愛 原田一範 監督
「みんなでフェンスの近くまで行って、『ここから始まったぞ、このチームは』『最後はここで優勝しような』というところから始まった」

最終回2点ビハインドで迎えた2025年の決勝。
聖愛ナインは2アウトに追い込まれても諦めず、土壇場で試合をひっくり返しました。

弘前学院聖愛 原田琉生 選手
「チームがピンチの時など、チャンスの場面がきたら、しっかり1本打ってチームを盛り上げたい」

試練を乗り越えた聖愛ナインは、気まぐれな“野球の神様”と、どこよりも長い夏を過ごすつもりです。

弘前学院聖愛は2025年の夏の高校野球青森県大会では、準々決勝、準決勝、決勝をすべて「1点差」で勝利。ギリギリの戦いに勝って、甲子園に出場します。甲子園では、実力以外の部分で結果がでてしまうこともあります。そんな時こそ、『聖愛らしさ』を忘れずに、楽しんでプレーしてほしいと思います!優勝を期待しています!