きょう(4日)の国会で、臨時国会中では異例となる衆議院・予算委員会が開かれました。
参議院選挙後、初となる国会論戦で、石破総理が強調した言葉に注目しました。
参院選後初の国会論戦 石破総理は「責任の共有」を強調
高柳光希キャスター:
参院選後、初の国会論戦で注目したのは、石破総理と立憲・野田代表とのやり取りです。

【石破総理と立憲・野田代表の論戦】
▼政治改革
立憲・野田代表
「与党第一党、野党第一党の党首同士で話し合いたい」
石破総理
「そのようにさせていただきたい」
▼ガソリン暫定税率
立憲・野田代表
「年内にやりましょう」
石破総理
「そのように努める」
▼物価高対策
立憲・野田代表
「真摯に協議させていただきたい」
石破総理
「その通りにさせていただきたい」
こうしたやり取り、どう見ていますか。

TBS報道局 政治部 原尉之さん:
石破総理は、与野党で「責任の共有」と強調しました。
特に「ガソリンの暫定税率」については、「私と野田代表の信頼関係において、責任を持ってほしい」とまで呼びかけたわけです。
財源についても「与野党でしっかりやっていきましょう」と、責任の共有について呼びかけたというのが印象でした。