
土方さんは、同じく県内外から来た留学生7人と一緒に生活しています。米盛さんから聞いた戦争体験をみんなに話しました。
(土方蔵之介さん)「80年前のことを聞くと、ものすごく的確に言ってくれる。それほど心に残っていることだと知った」
(鹿児島市出身 内野結菜さん・13)「ひいおじいちゃんの世代は特攻で亡くなった人がいる。ひいおばあちゃんも泣きながら話してくれたから辛いんだと思った」
(指宿市出身 迫美颯さん・13)「今から生まれてくる子がいる。全員に知ってもらいたいし引き継いでいきたい」
島には高校がないため、地元・栃木県に戻る土方さん。目標を1つ胸に抱いています。
(三島大里学園 土方蔵之介さん・中学2年生)「黒島で起きたことを忘れないために、平和のバトンを繋いでいこう」

黒島と戦争のつながり。若者の手で新たな世代へと受け継がれていきます。