年間の水資源保有量は世界平均の半分!?

1人当たりの年間の水資源保有量は世界平均約7000立方メートルですが、日本は半分にも満たない約3400立方メートルとなっています。

日本は降雨量は多いですが、人口が多いことと、海から山への距離が短くて、川の水がすぐに海に戻ってしまうことが原因だそうです。その川の循環は「1泊2日」と言われていて、水資源が目の前に多いようで、確保しにくい国という見方もあるそうです。

そうなると、貯水が大事になってきますが、どうやって水を溜めるのか?一番イメージしやすいのは「ダム」ですが、そのダムも老朽化で水漏れが起こったり、底に土砂が堆積したりと心配だらけだということです。

比較的新しいダムは、水中に堆積していく砂や土を取り除く機能を付けてるものもあるそうですが、昔できたダムの多くでは、堆積した土を取り除く技術はまだ確立されていないそうです。どんどん底が浅くなっていくということは、貯められる水の量も少なくなっていきます。