29日も厳しい暑さとなり、群馬県の桐生では39.9℃を観測。また、各地で観測史上1位の気温を更新しました。もし、このまま気温が上がり続けたら、どうなってしまうのでしょうか。
2100年の天気 東京は43.3℃に?
井上貴博キャスター:
環境省は2019年に、「2100年、未来の天気予報」という、2100年の天気予報がどうなっているかというデータを発表しました。

【2100年 未来の天気予報】「1.5℃目標」未達成の場合
▼夏・各地の最高気温(8月21日現在)
名古屋:44.1℃
新潟:43.8℃
東京:43.3℃
大阪:42.7℃
秋田:42.5℃
広島:42.3℃
金沢:42.4℃
松江:42.1℃
高知:42.0℃
福岡:41.9℃
仙台:41.1℃
鹿児島:41.0℃
札幌:40.5℃
那覇:38.5℃
8月21日がこうした気温になるというデータではなく、その夏一番暑い気温の予報となっています。
台風に関する予報もでています。

【2100年 未来の天気予報】「1.5℃目標」未達成の場合
▼台風情報
台風10号
中心気圧 870hPa
最大瞬間風速 90m/s
気象庁のデータによると、日本では過去に最大瞬間風速80m/sというのはあったようです。
また、気象予報士によると、「中心気圧が870hPa」というのは“限界値”で、現在、世界で記録されている最も低い気圧が870hPaだということです。