国民民主が掲げる「年収の壁を178万円へ引き上げ」

 続いて、国民民主・玉木代表が中心となって訴えていた「年収の壁」。国民民主は年収の壁を178万円に引き上げたいと主張していましたが、現時点では123万円となっています(年収によって基礎控除をさらに上乗せするケースもある)。

 白鳥教授曰く、参院選で国民民主が17議席(+13)を獲得したことを考えると、年収の壁については、さらなる引き上げが進む可能性もあるのではないかということです。

 一方で武田氏は、野党がまとまれば法案提出も視野に入るが、立憲は財源確保を重視する(年収の壁を103万円→178万円に引き上げると約7兆円の税収減ともいわれる)ので、簡単には賛同しないのでは、という見解です。