給付案はストップ? 減税案はまとまらない?

参院選の結果を踏まえて、給付と消費税減税は今後どうなるのでしょうか?法政大学大学院の白鳥浩教授は、「民意は給付より減税を選んだ」と見ていて、さらに野党が給付を“ばらまき”と批判し続けてきたことから、給付案は一旦ストップするのではないかという見解です。
政治取材を長年続ける武田一顕氏も、給付案を掲げていた与党が今回の参院選で敗北したとした上で、「立憲と手を組むにしても『給付』と『減税』がセットだから実現は難しい」といいます。
給付案の今後について、MBSの大八木友之解説委員は次のように話します。
(大八木友之解説委員)「21日の石破総理の会見では、立憲民主党も給付を訴えていたので給付について話を進めたい、という意思は示しました。しかし、立憲・野田代表は『我々が言ってるのは給付付き税額控除』で、中低所得者の税額が減っていくという減税をやりたいので、自民・公明が言っている給付ではないということで、すんなり話は進まない印象ですね」














