参議院選挙の投票所となっている石川県白山市の施設で20日、天井から煙が出ました。

この影響で投票がおよそ30分にわたって中断されました。

20日午後4時20分ごろ、参院選の投票所となっている石川県白山市成町の「出城コミュニティセンター」のホールで「天井から煙が出ている」と投票に訪れた女性から消防に通報がありました。

当時、有権者や市の職員ら合わせておよそ20人がいましたが、逃げ出して無事でした。職員が投票箱を屋外に持ち出し、投票はおよそ30分後に施設の別の部屋を使って再開されましたが、この間に30人から40人ほどの有権者が一度帰宅したほか、開票作業も25分ほど遅れました。

消防によりますと、水銀灯に流す電流を調節する機械にほこりや油などが付着し、発熱したことで煙が発生したということです。

建物は築42年が経過していて、白山市は施設の点検が適切だったかどうか調べることにしています。