能登の復興 候補者の訴えは?

こうした有権者に対し、石川県選挙区の候補者たちは何を訴えているのでしょうか。

自民党の現職・宮本周司候補は、能登の復旧・復興のために国との調整に努めてきたと強調します。

自民党 現職・宮本周司候補
「我々は、確かに多くのことを実現することはできた、予算も含めて。でも、今もなおできていないことの方が我々には強く残っている」

国民民主党の新人・浜辺健太候補は、過疎化が進む能登で教育改革などを訴えます。

国民民主党 新人・浜辺健太候補
「子どもたちの教育環境を整えることが子育て世代、いま働いている現役世代の方が、ここ能登に残ってもらうことに繋がる」

JNNの中盤情勢調査では、先行する自民党現職の宮本候補を国民民主党・新人の浜辺候補が追う展開です。

これに続くのが、今回の参院選で“台風の目”になっている参政党の新人・牧野緑候補。

参政党 新人・牧野緑候補
「一次産業の学びができるような教育の機関を建てて、そこで学ぶ人たちとともに復興もしていく流れができたらいいのかなと」

共産党の新人・村田茂候補は与党の政治姿勢を厳しく批判。

共産党 新人・村田茂候補
「能登でも復興の作業に汗を流す外国人の方がたくさんいる。私たちの生活が苦しいのは、この間の自民・公明の政治にある。これを外国人のせいにするなどとんでもない」

諸派で政治団体、NHK党の新人・小沢正人候補も出馬していますが、この2人の候補は、現在、厳しい戦いを強いられています。