自民党の現職・滝沢求 氏(66)

自民・現 滝沢求 氏
「4月・5月と徐々に差を縮め、最後はなんといっても、この地元八戸・三戸郡でしっかりと票を取ることだと私はそう考えております」

自民党の現職・滝沢求 氏は、13日、地元・八戸市の館鼻岸壁朝市を終盤戦の第一声に位置づけ活動をはじめました。「先行する相手候補との差は縮まっているが追い付いていない」として、票の掘り起こしを図っています。

自民・現 滝沢求 氏
「(票を)地元で取らないとならない」

滝沢氏を支えているのが、一人娘の和貴さんです。
劇団四季の元団員で、普段は東京でダンス講師を務めていますが、6月から地元に戻り、弁当を作って届けたり関係者への挨拶回りをしたりしています。

自民・現 滝沢求 氏(6月29日取材)
「おいしいですよ。パワーをいただきました。みなぎってきました。活力が。またお願いしますね。お弁当」

滝沢氏の娘 和貴さん
「逆風の大変な選挙だと心して、私も父も動いております」

自民党本部は、今回の参院選で青森県を最重点区に位置づけています。岸田文雄 前総理や、小泉進次郎 農林水産大臣など大物弁士を次々と投入、14日は石破総理が応援のマイクを握りました。滝沢氏は、現職としての実績をアピールしながら有権者の関心が高いコメをはじめとする農業政策を強く訴えています。

自民・現 滝沢求 氏
「生産者の方々が希望の持てる農政改革にしていかなければならないと、私は思っているのであります。八戸市・三戸郡・上十三の元気なくして、日本の成長はないのであります。そのど真ん中に立たしてください滝沢求を」

(14日現在)選挙戦では、これまでに旧67市町村を全て巡っていて、これからは地元を固めながら、まだ訴えが浸透しきっていない津軽地方での活動に力を入れるとしていました。

自民・現 滝沢求 氏
「政治にかける情熱は、どなたにも負けません」

自民・現 滝沢求 氏
「それぞれの地区が大事だと思ってますので、その中においても津軽地域も含めて、どれだけ浸透するかが勝負。全力を挙げて丁寧に愚直に訴えてきたい」

滝沢氏は、自民党の組織をフル稼働させながら県内を駆け巡り、3期目の当選を目指します。