小泉大臣が考えるコメの適正価格は?
(小泉大臣)
これは民間企業と農水省、本当に感謝している。民間企業は5月21日に大臣になって、できれば6月上旬に2000円の随意契約のコメを店頭に並べてもらいたい思いだった。すると次々に民間企業の一番乗り合戦が始まって、6月4日、6月2日…「うちは5月31日」ということで5月中に店頭販売ができた。これは民間企業の皆さんの協力は、ものすごく大きい。
一方、コメ農家からは安い備蓄米の流通で、コメの価格が下がりすぎるのではという不安の声も。
(コメ農家 八木輝治さん)
「ことしの新米、8月に取れるコメがいくらになるのかが一番心配。今の安いコメが出てきて、もっと去年より下がるとなると、めちゃめちゃ危機感あります。(Q:農家が考える適正価格はいくら?)3500円くらいですかね」
(小泉大臣)
間違いなく言えるのは農家の努力が報われる価格にしないといけない。資材も上がっている、人件費も上がっている状況で、それを割り込んでいくのが良くないのは間違いない。
石破総理は3000円台。5キロで3000円台と言っていますが、農家の中でも一部混同している可能性があるので正確に言うと、私が流している随意契約の備蓄米は古いコメ、これから出てくるコメは新米ですよね。新米も同じ2000円になるのではないのかという不安を持たれている生産者の方がいるとしたら、絶対そういうことはないです。