雨量少なく山梨・河口湖にも“異変”が…
井上キャスター:
山梨県の河口湖では、今“異変”が起きています。

通常時の河口湖ですが、本来は湖に浮かぶようになっていて船でしか渡れません。6月19日の写真を見てみると、水が少ないため陸続きになっていて、よく見ると歩いている人の姿も見えます。30日午後2時時点での河口湖の水位は、6月の平均比(直近5年間)で-1.17mとなっています。
山梨県の担当者によると、「冬場は水が少なくなる傾向があるが、梅雨の雨で水位が回復していく。この時期に戻らないと9月の台風シーズンを待つしかないかもしれない」と話していました。
河口湖で営業する店にも影響が出ています。KBH河口湖ボートハウスでは、水位が下がり、スワンボートの待機スペースが減ったため、8艘中3艘が使えないそうです。1台500kgほどあるため、簡単に湖に戻したり引き上げたりすることは難しいそうです。
KBH河口湖ボートハウスの大町代表は、「夏休みが繁忙期。ボートをフル稼働できないと売り上げが減少してしまう」と話していました。