鹿児島県警は26日、不祥事の再発防止策を検証するために行った職員へのアンケート結果を明らかにしました。
相次いだ不祥事を受け、県警は去年8月に再発防止策を策定し、外部からの講師を招いた講話や研修を行ってきました。
県警は今月3日までの9日間、再発防止策の実効性を検証するため、全職員およそ3100人を対象にアンケートを実施し、26日に結果を明らかにしました。

「不祥事防止の意識が高まった」が86パーセント。
「行動に変化があった」が54パーセント。そのうち57パーセントが「報告・連絡・相談をより意識するようになった」と回答。55パーセントが「情報の取り扱いにより慎重になった」と回答しました。
(県警 西畑知明警務部長)「再発防止対策を通じて、非違事案防止に対する職員の意識が高まるとともに、職場でのコミュニケーションや情報の取り扱いに一定の変化が確認された」
今後行う再発防止策の評価にアンケート結果をいかしていくとしています。