九州電力の定時株主総会が26日開かれ、会社側の提案が可決され株主から提案された川内原発の運転停止などの議案は、否決されました。

26日、福岡市中央区で開かれた九電の株主総会には、240人あまりの株主が出席しました。

冒頭で池辺和弘社長は、先月策定した長期目標「経営ビジョン2035」について触れ、2035年度の連結経常利益の目標を2000億円以上とすることなどを説明しました。

総会では取締役の選任など会社側が提案した2つの議案が可決されました。

一方、鹿児島県にある川内原発1、2号機の運転停止や3号機の増設を行わないよう求めた株主提案などは反対多数で否決されました。