今週は梅雨前線による豪雨が各地で起こっています。予測が難しいとされる「ゲリラ豪雨」と、甚大な被害をもたらす「集中豪雨」。どちらも注意が必要な「豪雨」ですが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか?(アーカイブマネジメント部 萩原喬子)

「豪雨」は2種類ある!

豪雨には大きく分けて2種類あります。

1.梅雨前線や秋雨前線などに伴って発生し、線状降水帯などを形成する「集中豪雨」。
これは広範囲で長時間にわたって強い雨が降り続くことで、甚大な被害を引き起こすことがあります。

2.非常に局地的な範囲で予測不可能な「ゲリラ豪雨」です。
突然激しい雨が降り、短時間で一気に水位が上昇するなど予期せぬ被害をもたらすことがあります。

〇で囲っている部分だけが局所的に豪雨となっています。(撮影:森 朗)