
(記者)「こちらは20年以上に渡り活躍してきたH2Aの最終号機です。種子島での打ち上げ後、その役目はあちらのH3ロケットに引き継がれます」
近年、各国で打ち上げ受注ビジネスが競争を増す中、世界水準よりも3割ほど高い打ち上げコストが課題となっていました。
次の打ち上げを最後に歴史に幕を下ろし、新型のH3ロケットに宇宙へのバトンが引き継がれます。H3は製造の自動化などを進め、コストをH2Aの半分のおよそ50億円に抑えることを目指しています。

(中村雅司さん)「最後は泣くかもしれない(笑)絶対に成功するよう願っている」
感謝の思いをのせて。H2Aは、最後の宇宙へ飛び立ちます。
H2A50号機は、今月29日午前1時33分~52分に打ち上げられます。MBCでは、午前0時半ごろからライブ配信でお伝えします。