
2003年11月に種子島宇宙センターから打ち上げられた6号機。2本ある固体ロケットブースターのうち1本が分離できず、予定高度に達することが出来なかったため、地上からの指令によって破壊されました。
(当時の記者会見)「国の根幹に関わること。信頼性は地に落ちた」
打ち上げは当面の間、休止が発表され、関係者による原因究明と改良試験が繰り返されました。
(種子島の住民)「もちろん頑張ってもらいたい」「ロケットが上がってほしい。上がらなかったからさみしい」

(中村雅司さん)「種子島の人たちはすごく温かくて。ともに歩んできた打ち上げだったので、その人たちのためにも頑張っていこうという気持ちでいっぱいだった」