綿半ファーム 屋ケ田光一社長:「ここは自由に走り回ったり寝てもいいよっていう要はフリースペースなんです。これ何だかわかります?」
宮入キャスター:「いっぱいついているんですけど、上から管が降りてきていますね」
綿半ファーム 屋ケ田光一社長:「これ実は給水なんです。お水が出ます」
宮入キャスター:「この施設には土ってないですよね」
綿半ファーム 屋ケ田光一社長:「人の足についている土っていうのが、一番病原を持ってくる可能性が高いんですね。人が入らないことが一番病気を持ち込まない重要な対策」

排せつ物の処理も「すのこ」のような床の下で機械が行い、室内の温度や湿度も遠隔で管理。
さらに、豚の健康状態をチェックするのは。
屋ケ田さん「これが監視カメラになっています。360度見まして事務所の方で全部モニターで監視ができるっていう形になっています」

こうした「スマート畜産」は省力化だけでなく、これまで専門的な知識や技術が必要だった作業が誰もができるようになります。
綿半ファーム社長 屋ケ田光一さん:「これ実は豚の体重を量る機械になっています。ここを通過すると量れるんですが、あそこにのってここが閉まると何キロって向こう側にデジタル表示が出ます」
体重が出荷の基準を満たすと左のゲートが開き、豚はそのまま通路を通ってトラックへ向かいます。
出荷の見極めも重労働も必要なく、すべて自動で行われます。筑北村を拠点とする綿半の畜産。それは豚だけではありません。