料理の「旨味」「味の濃さ」アップ

そして5月に発売したばかりというのが、キッチンの蛇口に取り付けるだけでナノバブルが発生するという「料理革命 ナノバブールキッチン Wトルネード」(4860円※公式HPやネット通販にて販売)。

どのような効果があるのかというと…

『アルベール・インターナショナル』二谷欣哉代表取締役:
「料理がとってもおいしくなる」

ということで、実際に▼<普通の水道水>▼<ナノバブル水>それぞれ同じ量でお米を炊いてみると…

山根部員:
「噛めば噛むほど甘味が出てきて、確かにナノバブル水で作ったごはんのほうがよりおいしい」

ナノバブルを加えることで【一粒一粒に水分が浸透】“旨味が増し食べ応えのある食感”になるのだといいます。

肉じゃがでも野菜や調味料は同じ分量で、加える水のみを変えて調理してみたところ、ナノバブル水の方が“野菜に染み込んでいる味が濃い”という違いが出ました。

料理家‧木村幸子さん:
「通常の水で作るよりも、“素材に染み込みながら調味料が入って煮える”ので、ナノバブル水で作る場合は、普通の調味料の量よりも減らして作ったほうが良い」

そばチェーン店でもオリジナルの発生装置を導入

<出汁感向上!!><ウルトラファインバブルで旨味がUP>とうたうのは、そばチェーン店の『富士そば』です。

『ダイタン商事』田村崇浩取締役:
“食材の旨味を高めることができる”。富士そばの役員全員で試食をしてぜひ導入すべきだと」

第三者機関で分析したところ、ナノバブルを使うことでつゆの“旨味”や“コク”の数値が増えたとのことで、全106店舗で導入済み。実際に導入前の味と食べ比べてみると…

山根部員:
「ナノバブルのほうが出汁感がしっかりと出ています。調味料が増えているかのような、それくらい味に差がある」

ナノバブルで「収穫量」アップ

メロン作り40年の農家『めろん屋富岡』(千葉・成田市)でも、1月から水やりに丸山製作所のナノバブル「TeQ SHOWER(テックシャワー)」を導入。

富岡正史さん:
「根は水も吸うし、空気も吸う。水の中に空気があることで良い根っこができそうだなと」

【水だけではなく酸素も根に届けることができる】ため、“収穫量が増え”安定した栽培ができるだけでなく、「味も美味しくて食感も良い」と富岡さんも大満足の笑顔です。

さらにはクレンジングオイルやマウスウォッシュなど、様々な分野で「ナノバブル」の活用が広がり始めています。

(THE TIME,2025年6月19日放送より)