「呪文フレーズ」でも違和感
”違和感”はセリフだけではありません。
2025年リリースの♪「かがみ」で話題になったのが<ますかるのゆあ ふるふるる>という呪文の様なフレーズ。

木村さん:
「1回聞いた時はわからない1個また“違和感”。でもちゃんと背景を知ったら『お~!』みたいなポイント」

ちなみに、<ますかるのゆあ>はメンバーの頭文字。
キャッチーで違和感のあるフレーズにこだわることで、同じ曲を何回も聞いてもらうきっかけを作っているのだといいます。
振付は「簡単&ちょいムズ」混合
さらに【バズる戦略】は、振付にも。
例えばCANDY TUNEの♪「倍倍FIGHT!」。
応援する時のように腕を曲げて左右に振るだけの動きですが、THE TIME,マーケティング部の西堀文部員がチャレンジしてみると…

西堀部員:
「できないできない!!簡単そうって思いつつ、指先の動きが」
指先で文字を作って左右へなど“ちょいムズ”な振付も。
木村さん:
「私も絶対覚えてるだろうなと思っていたら実はここ違うの!?みたいな。“覚えやすいけど何回か見ないと覚えられない”。動画を繰り返し見ることで曲も覚えてもらえるというのもすごく大事」
真似しやすい振付の間に、何度か見返さないと踊れない難しい振付を織り交ぜる。この仕掛けが見事にハマり、TikTokには関連動画が20万件も。

さらに、木村さんの仕掛けは、“メンバーの個性を引き出す”ことにも。
「いつの間にか肯定感を上げてくれている」(CUTIE STREET・梅田みゆ)という“木村流”プロデュースとは…?続きは後編へ。

(THE TIME,2025年6月16日放送より)