インド西部で旅客機が墜落した事故。死者は地上で死亡した人も合わせて260人以上にのぼっています。現場から最新情報を伝えてもらいます。
エア・インディア機が墜落したインド西部、アーメダバードの現場です。
旅客機が墜落してから、ちょうど1日が経ったところですが、多くの地元メディア、国際メディアが集まっています。
私の後ろに見える、真っ黒になったこの建物は、地元の医科大学の宿舎なんですが、まさにこの場所に旅客機が墜落しました。
墜落した際の激しい炎で建物全体が黒く焦げていて、コンクリートが剥がれ、鉄骨が一部剥き出しになっているのが確認できます。
そして、こちらからは見えませんが、この画面奥の方向に空港があります。
空港から、イギリス・ロンドンに向けて画面の手前に向かうようにして、飛び立った旅客機ですが、離陸からほどなくして、この場所に墜落しました。
エア・インディアは「乗客・乗員あわせて241人が死亡、乗客1人の生存が確認された」と発表しています。
また、インドメディアによりますと、旅客機は医科大学の宿舎など複数の建物を直撃し、食事中だった学生など20人以上が巻き込まれて死亡しました。
さらにおよそ50人がけがをして病院で手当てを受けているということです。
Q.事故の原因解明につながるような最新情報は?
現場では、航空当局や地元警察などが事故原因の究明につなげるため、飛行データが記録されたブラックボックスの回収を急いでいます。
そして、さきほど新たに入った情報として、墜落した機体の残骸から、「デジタルビデオレコーダー」が発見されたということです。
一方、現地メディアの「NDTV」はさきほど、政府関係者の話として、事故機と同型のボーイング機について、運航停止が検討されていると報じました。
安全が確認できるまで、インド政府が飛行を認めない方針だということです。
注目の記事
総裁選、記者会見も…野党に配慮しすぎて何も言えない?注目ポイントは“何を言わなかったか”【Nスタ解説】

「並ばない万博」どころか入場もできない!?予約サイトは閉幕まで“満員” 残るチャンスは「キャンセル待ち」「入場枠の追加開放」「現地で当日券購入」

服にくっついてイラッ「ひっつき虫」の世界 対処法は?実は“あの製品”開発のヒントにもなっていた

「亡くなっても家族を助けてくれている」奥能登豪雨1年 中3・喜三翼音さんが家族に残した“生きる源”

「つらかった過去にひとつの区切りを」小倉美咲さん行方不明から6年 母親が献花台を閉じる 山梨・道志村

蚊は“世界で最も危険な生き物の一つ” 涼しくなってこれからピークに 昼間に活発なのは「やぶ蚊」夜に活発なのは「いえ蚊」刺されやすい人の特徴は?就寝時の対策は?
