“警察官”かたる詐欺事件が急増 手口知って阻止を

(警察官を名乗る男)「被害者は“振込先の名義人”である、あなたに対して被害届を出している」
(詐欺を見破った男性)「(最寄りの警察署で)被害届の確認だけでもしたい」
(警察官を名乗る男)「どうぞ、どうぞ」

男性はすぐに警察へ。その後、男から電話はなく男性に被害はありませんでした。

(詐欺を見破った男性)「実際にだまされる人はいるだろうなと感じた。(手口を)知るだけでも予防になる」

警察官をかたってお金を振り込ませる詐欺事件は、ことしに入って岐阜県内でも急増。4月までに去年1年間の26件を上回る37件発生しています。

(高山警察署 高家渡 生活安全課長)「警察官が電話で捜査の話をしたり、金銭の振り込みを求めることは、まずありません」

警察は、このような電話はすぐに切り最寄りの警察署などに相談するよう呼びかけています。