若い世代の間で古い機種のiPhoneが新たなトレンドになっています。そのワケとは?

最新機種と“2台持ち”

「お母さんが使っていたやつを引っ張り出してきて使っている。iPhone6s」(高2女子)
「(iPhone)14と6の2台持ち」(専門1年女子)

iPhone6といえば、10年以上前のモノ。他にも「5s」を使っているという子もいましたが、その理由は…

高3女子:
「エモいっす!めっちゃエモいっす!エモい写真が撮りたいってなったらiPhone6持っていくとめっちゃいいと思います」

今、デジカメだけではなく、【エモい写真を撮るため】に“レトロiPhone”を持つ若者が増えているのです。

iPhoneのカメラでも、世代が違うだけで写真の質感には大きな違いがあるようで、古い機種だと「ちょっと儚い感じの雰囲気になってボヤってなるのが可愛い」(大学2年女子)とのこと。

高3女子:
「(iPhone)15が画質良すぎて毛穴とか見えちゃうかもしれないけど、(iPhone)SEは画質良くないから盛れるかなって」

中古販売「1年で50倍」

中古iPhoneを扱う『ゲオモバイル渋谷センター街店』(東京・渋谷区)でも、iPhone6sやSEなど10年ほど前の機種がズラリ。5000円台~9000円台で販売されています。

店長・岸 秀太さん:
「月に2~3台売れれば良い方だったが、2024年の春ごろから人気になり、多い時で150台ほど売れたことがある。“韓国のインフルエンサー”が当店で購入してSNSに投稿したことがきっかけで人気が出ている」

さらには、フリマサイトで買うという子も。
「メルカリで3000~4000円ぐらいで買った。結構安い」(高2女子)
確かに4000円台~5000円台で多くのiPhoneが出品されています。