今月3日に、上松町の国有林から切り出された御神木のヒノキが、9日、三重県の伊勢神宮に到着しました。

三重県の伊勢市に到着したのは、樹齢300年以上、長さ6メートルを超える巨大なヒノキです。今月3日に上松町で、5日には岐阜県の中津川市で切り出されたもので、20年に1度、社殿を建て直す伊勢神宮の式年遷宮で、ご神体を納める器として使われます。
御神木は愛知県を通って三重県に入り、9日、天照大御神が祀られている内宮(ないくう)に到着。

五十鈴川の川面を曳いて境内まで運ぶ、伝統の「川曳(かわびき)」で運びこまれ、威勢の良いかけ声が街に響き渡りました。
10日は、市民などが参加する「陸曳(おかひき)」が行われ、外宮(げくう)に御神木が運び込まれます。