■無料の観覧チケットが… オークションサイトで高値転売も

井上キャスター:
今問題になっているのがオークションの出品が相次いでいる点です。もう既に現在2万円の値も付けられています。オークションサイトでもこういったものを削除するというような動きも出てきていますが、中々追いつきません。
今回の観覧チケットは無料です。申し込みは1件当たり、代表者1人+同行者は3人まで行くことができます。
代表者に関しては、転売禁止目的で本人確認が必要です。一方で、同行者に関しては、転売禁止などのルールが最初はありませんでした。ですので、同行者3人分の観覧チケットをオークションサイトで転売するという動きが広がってしまったのです。

同行者チケットについては、SNSなどで有料で取引され、オークションサイトで3万円以上の高値で取引されているものもあるということです。
こういったことがあるので、今後は同行者は認めませんなどのルールになってしまいそうですが、今回に関して岐阜市の担当者は「同行者にも本人確認を求めようと思います。転売が確認された場合は観覧を断る可能性もある」としています。
集まってくる方々、基本的に全員に対して本人確認チェックを行いたいということです。
ホランキャスター:
チケットがなくても、同じ空気、同じ場だけでも味わいたいという方も多そうですね。大変多くの方が来そうです。
■専門家「自分は大丈夫と思わず人の少ないところに移動して」

井上キャスター:
警備する方はチェックをするだけでも本当に大変な状況になると思いますが、観覧エリアはしっかりと規制できても、他の部分には街並みが広がっていて、岐阜高島屋もあり、文化センターもあります。その辺りはもちろん人が通行することができます。
そうなると、落選したけどやっぱり見たいという方がいる。これも当然の心理だと思います。
日本大学・危機管理学部の福田充教授は、「スタート・ゴール地点や狭い脇道は人の流れに逆走しにくく人が溜まりやすい。自分は大丈夫と思わず人の少ないところに移動してください」としています。
ホランキャスター:
おそらく木村拓哉さんらは馬に乗っていますよね。(観覧席に)段差が無くても見上げればしっかりと見えやすいような体勢をとってくださっていると思いますので、本当に楽しいイベントが楽しいままに終わるように、協力して楽しんでいただきたいです。
井上キャスター:
2日間の経済効果だけで、40億円と言われてます。世界遺産に認定される1年間の経済効果が100億円と言われてますので、この2日間の掲載効果がどれだけ凄まじいかということになります。