■約60万人来場の見通し “事故を防ぐ”ための警備体制は?


井上キャスター:
ぎふ信長まつりの「信長公騎馬武者行列」ですが、倍率が約64倍。定員1万5000人に対し、応募者が100万人弱となっていました。

来場者数の予想について、新たなデータも発表されています。


約60万人が集まるのではないかというもので、岐阜市民で半分の30万人程です。市民以外の日帰り客などが20万人、そして県内で宿泊する方が10万人と合わせて60万人です。
例年平均が大体35万人と言われています。これでもすごい量ですが、その 倍程の数が2022年は集まる。それほど注目度が高いということです。

警備体制について、観覧エリアは片側4車線で、16のスペースに分けられています。ですので、この行列を追って歩いていくということは基本的にできません。



そしてこの観覧エリアの場所についても、既に当選券の中に書いてあるので、映画の指定席のような形になります。すでに決められています。専用の入り口からしか入場することができません。こういったところも混乱を避ける対策です。
また、自撮り棒、三脚、脚立の使用を控えるよう呼びかけています。

周辺の警備についても、市を挙げて県を挙げて、全国各地からの応援も含めてということになります。安全対策としてイベント当日は警察が500人以上、さらに警備員も例年の7~8倍配置するのではないか、DJポリスも配備されるのではないかということです。



最も人が集中するのではないかと言われているゴール付近です。ここでは歩道橋は使用NGです。こういったところに密集すると、群集事故に繋がりかねないということでの措置です。

さらにJR岐阜駅前の階段は、駅の側からパレードが行われる道路に行く方向、下りしか使えないということにしています。ですので、一方通行にしてしまう。
では、イベントが終わって駅に帰る方はどうするのか。少し迂回して、岐阜駅の南口、反対側から帰ることになります。ですので、駅から行く方は北口を使う、帰る方は全員南口を使う。交通整理をして混乱を避けようということが考えられています。

ホランキャスター:
流れを滞らせないようにするということですね。