皇族数の確保をめぐる与野党協議について、自民党の麻生最高顧問はきょう、養子縁組により皇統に属する男系男子を皇族にする案について折り合えない場合、取りまとめには応じられないとの認識を示しました。
皇族数の確保をめぐっては、今の国会中の意見集約を目指し、与野党が協議を続けていて、自民党の麻生最高顧問と立憲民主党の野田代表も非公式に会談を重ねて論点整理を図っています。
こうした中、麻生最高顧問はきょう、自らが率いる派閥の会合で、主要な論点の1つである養子縁組を通じて皇統に属する旧宮家の男系男子を皇族にする案について折り合えなければ取りまとめには応じられないとの認識を示しました。
派閥の会合後、事務局長の井上信治元万博大臣が記者団にあきらかにしました。
井上氏によりますと、麻生氏は「多くの党が支持している養子縁組案を棚上げし、取りまとめがおこなわれることは不自然であり、まかりならない」と述べたということです。
与党関係者によりますと、協議では主要な論点をめぐる与野党の主張の溝が埋まっていないため、会期中の合意は見送られる公算が大きいということです。
注目の記事
「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

「焼け跡で拾った器に入れて運んで、死にそうな人に飲ませてあげた。自分も頂いた」 焼野原で配られた牛乳 ありがたい気持ち今も 80年越しの御礼 広島


世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る

「私の名をかたり 許しがたい」滝澤依子新潟県警本部長の『偽アカウント』を“投資関連”のLINEグループトークで確認
