台湾の観光客を「十二湖」や「白神山地」など、青森県の日本海側へ誘客するための視察旅行が行われていて、参加者が新たな旅行プランの開拓に意欲を見せていました。
日本航空の台湾支店や、台湾の旅行会社の担当者17人は6月1日から青森県への視察旅行をしていて、5日は宮下知事を訪ねました。
現在、青森空港では台北線が週3往復運航していますが、奥入瀬渓流などの人気が高く、青森県の日本側への誘客が課題となっています。
このため、今回の視察では秋田空港に到着したあと「十二湖」や「白神山地」などを巡るコースが設定されていて、参加者たちは視察をもとにした新たな旅行プランの開拓に意欲を見せていました。
日本航空台湾支店 福田和磨 支店長
「こういったルートもあるんだよということを、旅行会社と組んでしっかり誘客につなげていきたいと考えています」
2024年、台湾から青森県を訪れて宿泊した人は、これまでで最も多い延べ13万800人で、宮下知事は一向を歓迎しながらさらに台湾との交流を深めるために取り組みを強化したいとしています。