イベントなどの“チラシ”が学校で配布される仕組みとは…
後藤舜アナウンサー:
実際、学校ではそれらのチラシをどの様に配っているのでしょうか。

高橋未来記者:
「こちらの学校では、玄関近くのこちらのコーナーに配布物を掲示しているということです」

仙台市青葉区の上杉山通小学校では、県や市が「主催」したもの以外は、基本的に玄関近くに置き、児童が自由に持ち帰ることができるようにしています。

上杉山通小学校 愛田卓教頭:
「(送られてくるチラシは)1週間に数枚とかはある。本当に様々だが、作品募集や近隣で行うイベントとか、親子教室そういった類のものが多い」

教員の負担軽減やデジタル化により、一人一人に配布することは少ないということですが、主催団体や教育委員会から月に10枚程度は「後援」のチラシが届いているといいます。

上杉山通小学校 愛田卓教頭:
「それが本当に後援されているのかの確認は、学校では難しいなと思います。子供たちが楽しめるものや学校の行事と重複していないかなどを確認し、渡す意味があるかを考えながら置いている」

後藤舜アナウンサー:
今回は、仙台市教育委員会の名義が無断で使用されていましたが、学校単位では対策は難しそうですね。

村上晴香アナウンサー:
仙台市は今後、これまで部局ごとに定めていた後援のルールを、年度内に全庁で統一する方針です。














