湿度が上がって梅雨が始まる前に、カビとお別れの準備をしませんか?
専門家に聞くカビ予防対策とは…
カビ取り専門会社「カビ取りマイスター」代表の三好孝典氏によるとカビの大好物は3つあります。
①温度(20℃から30℃)
②湿度70%以上
③栄養源となるホコリ・石鹸カス・人の皮脂
この3つが揃うことでカビが増殖します。
カビが体に入ると、
くしゃみや鼻水などのアレルギー症状、ぜんそくなどになる可能性もあります。
家の中でできるカビ対策は?
①栄養源の汚れを落とす
②湿気を立つ
ということが大切です。
ポイントごとに見ていくと・・・

【窓枠】
アルコール成分を含んだウェットティッシュなどで拭き取り、カビを除菌します。
カビ取りマイスター 三好孝典氏:
冬の間にできた結露が、乾燥しても2割ほどのカビ菌が死なずに残っています。放置しておくと梅雨に繁殖してしまいます。

【サッシの溝】
カビ取りマイスター 三好孝典氏:
土ぼこりがたまっていたら要注意です。土ぼこりには最初からカビ菌がくっついています。
掃除方法として、毛が長いサッシ専用のブラシなどでほこりを取り除いたあと、
アルコール成分を含んだウェットティッシュなどで拭き取ると良いです。

【浴室】
湿度が貯まりやすい浴室は
扉を閉じて24時間換気するのが理想です。
熱いお湯(50℃程度)で「石鹸カス」「湯垢」を流したあと水をかけ、
水切りワイパーなどで水気をとると良いです。