地域の安全確保や犯罪防止に努めるボランティア「青パト隊」です。山之内勝己さん(80)は14年間、活動を続けています。

(中山地区防犯パトロール隊 山之内勝己隊長)「ボランティアで、地域の子どもを守ろうと思って活動している」
この地域ではおよそ40人のボランティアが、朝の登校時間帯に通学路で見守りを続けていて、止まってくれる車が年々増えてきたと言います。
(中山地区防犯パトロール隊 山之内勝己隊長)「(今は)ほとんどの車が徐行する。前は徐行せずに子どもの後ろを突っ切っていた。今は私がいるから、いない時は今でも(危ない車が)ある」

その言葉の通り、見守りがいない夕方は、1時間のあいだに歩行者が待つ横断歩道を22台中7台が、一時停止せずに通過。私が渡ろうとしても、止まらずに走り過ぎました。
(近くの住民)「(歩行者が)パッと出てきて、ヒヤッとしたことはある。信号機や道路の表示や看板などが手前から書いてあると気付ける」
(近くの住民)「カーブの後の横断歩道だと目立ちにくい場所もあるので、(手前に標識が)あったらありがたい」