秋田新幹線、山形新幹線、上越新幹線の一定の区間が、初めて通常期の価格から60%引きとなるタイムセールが、22日の午前5時から始まります。
長野県民にとってメリットの大きい北陸新幹線は含まれていませんが、使い方によっては旅費を節約できそうです。

JR東日本によりますと、対象となるのは、いずれも東京・上野・大宮で乗車または下車するもので、
秋田新幹線「こまち」が、雫石から秋田駅の間、
山形新幹線「つばさ」が、米沢から新庄の間、
上越新幹線「とき」が、浦佐から新潟の間で乗り降りする区間です。

期間は、いずれも6月2日から22日までが対象で、乗車券と指定席特急券がセットになった通常期の価格から60%の割引となります。

例えば、
秋田新幹線こまちで東京から秋田まで利用した場合は、通常1万7280円が7120円に、
山形新幹線つばさで東京から山形まで利用すると、通常1万1250円が4490円に、
上越新幹線ときで東京から新潟までの場合は、通常1万560円が4210円になります。

6月2日から11日までの乗車分が5月22日の午前5時から、
12日から22日までの乗車分が5月23日の午前5時から、
いずれも、えきねっとのサイトから新幹線eチケット(トクだ値)で販売が始まります。

長野県民にとってメリットが大きい北陸新幹線は、残念ながら対象にはなっていませんが、長野方面からは北陸新幹線で大宮駅で乗り換えたり、松本方面からは特急あずさを使って東京駅で乗り換えるなどして秋田、山形、新潟方面へ旅をする場合には活用できそうです。

ただし、北陸新幹線を使って新潟方面へ行く際に、高崎駅で乗り換える場合は、60%割引の対象になっていないので注意が必要です。