40代から?テストステロン減少のメカニズム

長崎市の志田泌尿器科クリニックには、多い時には週に4~5人の新規患者が“男性の更年期”の悩みで訪れています。

志田泌尿器科クリニック​ 志田洋平院長:
「最近は健診などで『この方、元気がないんですけど』と紹介されてくる患者さんが増えています」

志田院長によると、男性の更年期障害は男性ホルモン「テストステロン」の減少が主な要因です。

20代をピークに減り続け、個人差があるものの早ければ30代後半で症状が現れる人もいます。また加齢だけでなく、ストレスや生活習慣も影響するといいます。

見逃しがちなサイン

男性の更年期障害の症状は、大きく3つに分けられます。

【1】身体症状
 ・
疲れやすくなった
 ・何となく調子が悪い
 ・関節痛・筋肉痛
 ・ほてり・多汗など
【2】精神的症状
 ・不眠(眠れない・眠りが浅い)
 ・イライラ・不安感
 ・やる気が出ない、集中力が落ちる
 ・喜びやワクワク感が減る など
【3】性機能症状
 ・
性欲減衰
 ・EDなど