自己チェック 17項目のAMSスコアで症状を確認

男性の更年期障害の診療には、17項目の症状を5段階で評価する「AMSスコア」が用いられます。

【症状】
(1)肉体的にも精神的にも調子が悪い
(2)関節や筋肉に痛みがある(腰痛・関節痛など)
(3)発汗・のぼせ
(4)眠れない、眠りが浅い
(5)よく眠くなるし、しばしば疲れを感じる
(6)いらいらする、不機嫌になる
(7)神経質になった
(8)不安になりやすい
(9)やる気がない、無気力、疲労感が取れない
(10)筋力の低下
(11)憂うつな気分、無力感
(12)自分のピークは過ぎたと感じる
(13)燃え尽きたと感じる、どん底の状態だと感じる
(14)髭の伸びが遅くなった
(15)性的能力の衰え
(16)朝立ちの回数が減少した
(17)性欲の低下

【合計スコアの目安】
 17~26点:なし
 27~36点:軽度
 37~49点:中等度
 50点以上:重度

このスコアの合計や血液中の男性ホルモンの量によって、治療方針が決まります。