基地のない平和な沖縄を訴える「5・15平和行進」が、多くのアメリカ軍基地を抱える本島中部で行われました。
このうち普天間基地の周辺を巡るコースは17日、沖縄戦の激戦地だった宜野湾市の嘉数高台で出発式を行いました。
県内外から参加したおよそ800人が普天間基地の周辺およそ11.7キロを行進し、辺野古での新基地建設反対などを訴えました。

宮城から参加
「県民のためになるよう基地の縮小なりが必要ではないかとより一層実感した」
群馬から参加
「沖縄の基地のまわりの人たちが困っていることを伝えていけたらと思う」
参加者は広大なアメリカ軍基地を目の当たりにしながら復帰の内実を考えている様子でした。