「客を待たせない」民間ならではの工夫

スタジアムとつながる商業施設には、食品スーパーをはじめスポーツブランドショップに温浴施設、学習塾まである。

『リージョナルクリエーション長崎』松岡部長代理:
「マネタイズしていく上で365日賑わいを作っていかないといけない。より交流人口を増やしていかないといけない」

<フードホール>には、「長崎ちゃんぽん」や「佐世保バーガー」の名店をはじめ、1皿にピラフ・ナポリタン・トンカツの3種がのる「トルコライス」発祥の店などの“地元の味”の他、長崎や九州初出店の店も並ぶ。

松岡さん:
「長崎の人にも楽しんでもらえるし、試合の時はアウェーから来た客にも長崎らしい食事を提供できるようなフードホールになっている」

そして、ここにも民間ならではの特徴がある。

力を入れているという「スタジアムシティアプリ」ではフードホール全店舗でモバイルオーダーが可能で、選んで注文し通知が来たら取りにいくだけ。

駐車場でも
▼アプリで事前予約⇒駐車場待ちを減らす
▼試合直後に出庫するより2時間後に出庫⇒料金がお得になるなど、客を“待たせない”工夫が施されている。

オフィスビルには、現在21社が入居。
最上階にはスタジアムシティや長崎の街が一望できる「入居企業専用のラウンジ」があり、企業間の交流の場となっている。